一般社団法人共創基軸は、『共創』の言葉と概念を創られた、元シャープ㈱副社長、佐々木正博士の遺志を継ぎ設立された非営利団体です。共創の考えに基づいた新産業創出の支援を使命としています。

一般社団法人共創基軸は、共創の新産業を生み出す母体としての仕組みです。共創基軸では、企業を傘下に収めて収益管理するホールディングスではなく、ディープホールディングスという仕組みを作りました。ディープホールディングスでは、関連する企業やホールディングスの事業を底で支え、事業が真に社会に役立つものであるかを真摯に評価します。今までの歴史を鑑み、収益を上げる製品やサービスが、必ずしも社会に役立つものとは限らないとの強い反省から考え出された仕組みです。

共創基軸では、今後Forum One Hour Before（OHBフォーラム）を設立することとなりました。

元々FOHBは、関西経済同友会の中に設立されました。30年間運営されてきた関西サイエンス・フォーラム（初代会長は熊谷信昭元大阪大学総長）の一部活動を発展的に継承し、東京・大阪・京都を拠点に、以下の活動を行います。

短期の地震予知技術は、関西サイエンス・フォーラムの企画委員会委員として平成30年度から令和5年度まで参画した京都大学梅野健教授の研究室で、通信工学を基に創出された相関解析法です。衛星から地上へ送られるGPS(GNSS)信号を解析して電離層の異常を把握し、マグニチュード６以上の地震発生を１時間前に予知できる可能性が出てきており、その社会実装について社会的な関心が高まっています。この技術の社会実装により、保険、各種交通機関、危険物を取り扱う製造工場や原子力発電所、病院や介護施設、学校、ホテル、デパート、劇場などあらゆる場の災害対応が変革すると思われます。

全国の高校生への出講では、未来を支える若人へ、科学・哲学・美しい日本語など、文理の垣根を越えたメッセージを発信します。現在世界は環境、政治、経済などあらゆる分野が正念場に直面しています。危機に直面しても正しく念じ、考え、行動できる若者を育成する取り組みを行います。

One Hour Before（OHB）の認知拡大及び普及に向け、共創基軸では賛助会員様の募集を行っております。
現在の賛助会員様の一覧につきましてはこちらをご覧ください。